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2017年09月30日

義足のダンサー「大前光市」とマネジメント契約を締結

2016年リオデジャネイロパラリンピック閉会式に出演、片足での4回連続のバク転を交えたダンスを披露し注目を集めた、義足のダンサー大前光市(おおまえこういち)とマネジメント契約を締結しました。
24歳の時に交通事故で左膝下を切断。片足でも踊り続けるために幅広いジャンルの動きを学び、現在は、作品に合わせて長短様々な義足を使い分け、独自のダンススタイルを築いています。

今後の取材・出演等のご相談は、当協会までお問い合わせください。
お問合せ:otoiawase@hansam.or.jp

<プロフィール>

岐阜県下呂市出身 1979年9月27日生まれ
大阪芸術大学でクラシックバレエを学ぶ。本格的なコンテンポラリーのテクニックや振付のメソッドも習得し、在学中から注目を集める。

卒業後、プロダンサーとしてスタートを切った24歳の時に交通事故で左膝下を切断。片足でも踊り続けるために、ヨガや武道、新体操など幅広いジャンルの動きを学ぶ。さらに、作品に合わせて長短様々な義足を使い工夫することで、世界にふたつとないダンススタイルを築く。

2009年セルリアンタワー能楽堂の定期公演では、世界的ダンサーで振付家のアレッシオ・シルヴェストリンの作品で、能楽師・津村禮次郎と共演。片足でも魅せられるダンサーとしてその名を知られるようになる。

2010年、全日本洋舞協会合同公演・なにわ芸術祭では、舞踊作家部門新人賞および大阪府知事賞を受賞。タリンやプラハなど伝統ある海外の舞台にゲストダンサーとして招かれるほか、大手バレエ用品企業“チャコット”の新商品「Tripure」のイメージキャラクターに就任するなど、活動の幅を広げる。

2016年9月、リオデジャネイロパラリンピック閉会式・東京へのハンドオーバー(引き継ぎ式)で、ソロダンサーとして出演。片足での4回連続のバク転を交えたダンスを披露し、唯一無二の表現をするダンサーとして世界的な注目を集める。

2016年12月には、日本を代表するシンガーAIが企画した東京2020オリンピック・パラリンピックを盛り上げるコンサート(東京都主催)に招待され、日本武道館でソロダンスを披露した。

2017年5月、パラダンススポーツ・ポーランド大会にて金メダルを獲得。パラスポーツの分野でも注目を集めている。

新国立劇場バレエ団でプリンシパルとして活躍したマイレン・トレウバエフは、「今の日本に彼の放つ存在感と表現力を超えるダンサーはひとりもいない。」と高く評価している。

《受賞・活動歴》

2008年9月 東京なかの国際ダンスコンペティションにて入賞1位(大前光市/金刺わたる)
2008年10月 DANCE COMPLEX2008にて優勝
2010年6月 全日本洋舞協会合同公演(なにわ芸術祭)舞踊作家部門新人賞、大阪府知事賞、大阪市長賞を受賞
2013年12月 あきた全国洋舞祭モダンダンスコンクールにてあきたこまち賞(4位)を受賞
2014年3月 DCアワードにて審査員特別賞(最優秀賞)を受賞
2015年8月 東京なかの国際ダンスコンペティションにて第2位受賞(Alphact)
2015年8月 北九州&アジア洋舞コンクールにて第1位及び福岡県知事賞を受賞
2016年2月 Dance Competition in 仙台にて モダンダンス第1位 及び宮城県知事賞・河北新報社賞・チャコット賞を受賞
2016年9月 リオデジャネイロパラリンピック閉会式の東京へのハンドオーバー(引き継ぎ式)に出演
2016年12月 シンガーAI企画の東京2020へ向けたコンサート(日本武道館)に出演
2017年5月 パラダンススポーツ ポーランド大会 シングルフリースタイル部門 金メダル