弱い立場の人たちへの一方向の支援ではなく、当事者と一般市民、企業、団体、医療、福祉関係者等が、互いの強みと課題を補完し合い、相乗効果で新しい価値観、誰もが幸せに暮らせる社会を創り出すための連携、マッチングを目指します。
障がいや病気など、困難と向き合うスポーツ選手・芸術家・音楽家のプロフィールや活動を広く社会に紹介し、彼ら彼女らの生き方・考え方に共感して応援をしてくださる方を一人でも増やす活動を実施します。また、そのアート作品・パフォーマンスが、チャリティや福祉の領域を超えて、タレント(才能)活動を自立させる仕組み作り(ビジネスモデル)を応援します。
私たちは、障がいや病気、さまざまな困難がありながらも、日々を自分らしく豊かに生きようとする人々と支え合い、共に未来を創造する仲間を一人でも多く増やしていきたいと考えています。
彼らや彼女たちと共にいると、時にはハンディキャップやコンプレックスが魅力的な個性に姿を変えていることに気づかされます。「ふつうの生き方」へのこだわりなど捨てても幸せは手に入れられるのです。その生き方は、私たちが持続可能な社会を創出していく際に必要不可欠な“新しい価値観”へのヒント、不寛容な現代社会を変えていくアイデアにあふれています。
しかし、残念ながら、その才能を磨き情熱を傾けられる場や、優れた作品を発表し、羽ばたくチャンスは決して多くありません。障害のあるなしにかかわらず、才能は周囲の人々と思いを共有することで初めて生かされるものなのです。
私たちは、インクルーシブ(排除されない。共に生きる)な仕組みを作るために、どんなサポートができるのかを考え、一緒に行動してくださる方々を募り、埋もれている才能を発掘し、活躍を見守り続けたいと願います。